MRK反転型ディスク

型  式:
反転型
種  類:

ナイフ式
特  徴:

ホルダーにナイフブレードがあり、反転しナイフブレードにより切られて破裂。
繰り返し圧のある運転に強い。

主な材質:
316SS/316LSS、ニッケル、モネル、インコネル、ハステロイC、タンタル
ニックネーム:
武士道(ウラ話はコチラ)

反転型ラプチャーディスクとは

写真1:MRK型ラプチャーディスクと専用ホルダー

写真2:破裂後のMRK型ラプチャーディスク

MRK型ラプチャーディスクは引張型ラプチャーディスクが凹面に張力を受けているのに対し、凸面側に圧縮圧力を受け、設定圧力で完全に反転し、破裂するようになっております。また、引張型ラプチャーディスクの最大許容運転圧力は70〜90%でしたが、MRK型ラプチャーディスクの精度は±5%で製造範囲の下限または許容公差の下限に対し90%までの圧力で常用運転できます。また、圧力の繰り返し運転にも耐え、バキューム・サポートなしでフルバキュームまで耐えます。

 反転型MRK型ラプチャーディスクは、写真1のようにドーム型ラプチャーディスクと異なりラプチャーディスクの凸面をベースホルダーの一次側に取付けます。ホールド・ダウンホルダー(二次側)には、ナイフ・ブレード・アセンブリが取付けられています。反転させる圧力がラプチャーディスクにかかりますと、ディスクは二次側の方向に反転座屈し、ナイフ・ブレードにより切られて瞬時に破裂致します。(写真2)。

MRK型ラプチャーディスクの特徴

  • 設定圧力と運転圧力との差が少なくてよい
    MRK型ラプチャーディスクは、製造範囲の下限または許容公差の下限に対し90%までの圧力で常用運転できます。
  • 開口面積を確保する完全な破裂開口
    MRK型ラプチャーディスクは、下流側ホルダーに流線形のナイフ・ブレードを使用する事により完全な破裂開口を得られます。
  • 寿命が長い
    MRK型ラプチャーディスクは、引張型ラプチャーディスクの厚みの3〜5倍ありますので金属板の疲労およびクリープの影響が小さく、従って寿命が長く正確に作動いたします。
  • バキューム・サポートが不要
    MRK型ラプチャーディスクは、その設定破裂圧力より大きな背圧に耐える設計がされているためバキューム・サポートが不要です。また、運転圧力の正・負圧の繰り返しや急激な圧力変動にも耐えることができます。
  • 破片が飛散しない
    ホールドダウンフランジに取付けられたナイフ・ブレードによって反転したラプチャーディスクは切断されフランジ内壁の三方に完全に開口しますので破片の飛散は有りません。
  • ガス・ベーパーラインに使用可能
    MRK型ラプチャーディスクはガス・ベーパーラインにのみ使用可能となり、液がディスクに触れる場合はご使用になれません。そのため、一定のエアだめが必要となります。

図1

図2

MRK型ラプチャーディスクの圧力サイクル試験 10万回のサイクルに使用可能

MRK型ラプチャーディスクのサイクルに対する耐久性を確認するために、サイクル試験をおこないました。試験条件は表面温度22℃において、ラプチャーディスクにフルバキューム→最大運転圧力(破裂圧力の90%)→フルバキュームを1サイクルとして圧力変化を与えて10万回までテストを行った後に、破裂試験を実施した結果、正しい精度内にて破裂しました。

MRK型ラプチャーディスクは、ファイク社製ラプチャーディスクの内で最もサイクル運転に適しているラプチャーディスクです。

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